出逢いたい -2ページ目

なんのためらいもなく

電話にでる


今何処ですかぁ?

六本木のバー

誰と一緒ですかぁ?

一人に決まってるでしょ

これから飲みませんかぁ?

お金ないからなぁ

じゃぁ中目のバーでどうですか?

11時までで良い?

もちろんです


ということで 中目に急遽移動



待ち合わせのパチンコ屋に行くと

一心不乱に玉を打っている

で近づいた瞬間

ガチャーン と 足元の箱 蹴崩してしまった

あ~ というこえ ごめん という声が重なり合う

で換金して 勝ち金でのみに行く




奴行きつけの バー

隣の餃子やから出前を頼み マスターに挨拶し

ビールと餃子で舌鼓

隣にいたちょっと素敵なカップルに 餃子ご馳走して 盛り上がっていると

奴の携帯がなる

誰かと思って聞き耳立てていると 中高同級生のN

どしたの?

これから来るっていうんだけど…

しばし待っていると 後輩連れて登場

でも満席

ということで 後で合流することになり





彼らは4軒手前のシガーバーに…

一人で飲みたくて


フラッとバーの入り口をくぐる



そこには大きな一枚板のカウンター

中から いらっしゃいませ とバーテンダーの声



奥から2番目のカウンター席に ゆっくり座る と



何飲まれすか? と

生 頂戴

かしこまりました

で 冷えたグラスに 微細な泡たっぷりの 琥珀色のビールが でてきた

一気に飲み干し 乾いた喉をうるおす





棚のボトルにめをやりながらぼーっとしていると



携帯がブルブル震える





視線を投げると Gの名前

STKより

おつかれでーす(^O^)vワンちゃん達もーヨチヨチしてますか?
最近体調悪くちょっと仕事やすんでいました{{(>_<)}} もーすこししたらお店も辞めようかなっておもってるんだぁー。多分今月は後半くらいに出勤するんで都合良かったら飲み来てくださいね(^ー^)



とメール 受領

げぇ この娘も卒業かよ~ と思いながら

以下の返事




今日は気持ちよい天気だね
体調崩していたのか ちゃんと食べていないんじゃないの? 栄養ちゃんととれるように こんどご飯いきましょか? もうじき お店やめるのか 自分は 見送りジジイ それとも 一緒に卒業? どっちだろ… 笑 出勤日決まったら 連絡くださいな 何が何でも顔を出すので~


また 恋(?)の終焉

数日後
彼女より

いろいろごめんね(:_;)
おじさん転勤だと思ったからこの前やっぱり直接なんて言えなかったんだけど、
転勤にあわせて私やめようとしてたの
だからもうやめたの。
おじさんもいうように私も会わないほうがお互いいいと思ったから 楽しいままで
、おわりたいじゃん
私もつらいし(:_;)
外で会おうとかってやっぱり賛成できない 私の性格では。結果が全てだから。わ
かるよね。

わんこの写真大切にするね
おじさんと話せてたのしかったし成長もできたかな

じゃあね
私は美容師一本でがんばるから!
先に進もうね


これが 仲良くなり過ぎたと 思っている彼女なりの結論…
ので ここは 大人になって


連絡ありがとね

きみが辞めることホントは前の週から知ってた(常連のお客さんが教えてくれた) でも直接話してくれないから きっと黙っていなくなるんだろうなぁ って思ってた きっと自分が口説きすぎて 辞める決心したのかなぁとも…(自信過剰?) 

きみが もう会えないって思うなら もう会ってもらえないのだろうけど でも 元気ないとき 凹んだとき に話したい 相談したいと思ったときには いつでも連絡してきな メール&電話でケアします(笑)

2度とナイトワークには戻っちゃ駄目だよ~ きみはピュアすぎるから ナイトワークには向かないと思う… きみと出会って 自分の居場所作ってくれて 一緒に素敵な時間過ごせて楽しかった ホントにありがとでした

美容師の仕事がんばって で季節毎の連絡ぐらいくださいな

では 無理せず マイペースで 元気でね


とメール…










その後一切連絡無し


家の最寄駅を知ってる 勤務地域も知っている

会おうと思えば 会いにいける自分

これから自分の心境がどう変わるかわからないけど

ゆっくりと 思い出に浸って過ごすのかなぁ

で そのうち この恋(?)も忘却の彼方?


姉さんの

心のケアのため

会いにいく





憂鬱そうな表情



どうした?

気持ちが まだ鬱 盛り上がらないんだよね

マイペースが一番だから 焦らない方がいいよ

わかってるけど…



てな会話をしているうちに いつもの笑顔が徐々に戻ってくる

時間満了のコール



どうしたらいい?

任せるよ

じゃぁ またすぐ来るから 今日は退散するね



ということで 帰宅


RG卒業

せっかく ARが RG卒業情報を教えてくれたので

RGを送り出しに行く





餞別に花を贈ろうと思い 花屋に行くと

虹色のバラを発見


rainbow-rose



で 即購入 爆





渡すと びっくりしつつ すごい喜んでくれた

で淡々と昔話に花を咲かせて1時間半

門出を祝して 退散

会社の仲間と

餃子を食べに行く いや~ おいしかった





焼き 50個

水  50個

揚げ 10個


を ぺろり





もちろん 他にもいろいろオーダー

こういう飲み会も いいもんだぁ

しかし終了時間が早すぎる



もう少し飲みたい気分

Hの・・・

卒業祝いに行ってくれ と この店を紹介してくれた友人に言われた

彼は 大阪にいるので 出張のスケジュールが合わないと これないので 仕方なく(?)参戦



妖艶だけど 天然系の H

ピアノを弾かせると 天下一品の H

日頃 人気者で 1度しか話していない H

いつも 目配せだけで 会話している H



そんなHと 初めてゆっくりと会話した

そして あっという間に閉店時間

これからの門出を願って 退散

Gが

RKちゃんの卒業祝いに駆けつけたい



というので お供することに…



お久しぶりです



と RKちゃんがやってきた

自分 素朴な疑問をぶつけてみた



何回目の指名?



すると 二人で顔を見合わせて



初めて!!



と…



え~ うそでしょ

ホントに初めてだよね? ちゃんと話すの2回目だし

ホントです

だって 卒業するって連絡したんでしょ

しましたけど 初めてフリーのときについて その後 何回かメールしたけど 最近してなくて 久々の連絡でした

うそでしょ~



って自分の世界外の関係に 脱帽

こしゃくな奴

でも可愛いやつ

卒業話を切り出せない 彼女の心境を 推し量る自分

で 結局 自分から敢えて訊くことは やめ

すべてを彼女のしたいようにさせようと…

で 最終日

いつものように



今日も会えそうだけど 何時出勤?



すると



今日は 会社の送別会だから お店は休みだよ~



と返事





悶…





今日が最終日とわかっている

でも このメールは 会いたくないというメール

どしよ 会いに行こうか このまま黙っていようか 悩みに悩んだ

で 結局

最後まで 彼女がしたいようにしようと いうことで 会いに行くのを止め



残念 今週はもう会えそうにないので 来週出勤日決まったら連絡ください



と1通メールを送った

けど

返事無し…



連絡無ければ 捨て置こうと決意